北海道は前線通過前後で気温差大 札幌など最低気温更新中

ウェザーニュース

今日17日(月)の北海道は前線の通過前後で気温差が大きくなっています。午後になって札幌市など各地で今日の最低気温を更新中です。

同じオホーツク海沿岸でも10℃以上の差

寒冷前線が北海道を東進していて、前線が抜けた地域には寒気が流れ込んでいます。13時の気温分布を見ると、前線が通過前の道東には20℃以上の所がある一方で、早くに前線が通過した道北は大部分が10℃未満まで下がってきました。網走市が21.0℃なのに対し、同じオホーツク海沿岸の雄武町は9.1℃しかありません。

札幌市も11時43分に最高気温20.5℃を記録した後に前線が通過し、13時の気温は12.3℃。朝よりも低く、今日の最低気温を更新中です。道東でも前線の通過後は一気に気温が下がります。

また、札幌市では前線通過のタイミングで最大瞬間風速21.6m/sを観測しました。気温変化とともに、局地的な強い雨や雷、突風などにも注意が必要です。