北海道の山や峠は今夜から雪 関東以西も今週は朝晩冷え込む

ウェザーニュース

今日17日(月)に各地で雨を降らせている前線が通過した後、上空には寒気が流れ込んできます。北海道の山や峠では今夜以降、雪の降る所がある見込みです。

峠道の走行は念のため注意

今夜以降、北海道の上空1500m付近には－3℃前後の寒気が流れ込んできます。寒気が流れ込むとともに、山や標高の高い峠では雨から雪に変わる所が多く、明日18日(火)の早朝の時点でも広い範囲で雪やみぞれが予想されている状況です。

峠道で積雪の可能性がありますので、車で移動する場合は現地の情報を確認の上、滑り止めや冬用タイヤの用意が必要になります。

札幌市の西側に位置する手稲山周辺でも雪が予想されており、山頂付近に積もる様子が市内から確認されれば初冠雪となるかもしれません。

季節進み朝晩は冷え込む

20日(木)朝の予想気温

今回の寒気のピークは明後日19日(水)頃とみられます。西日本や東日本も寒気の影響で今週中頃は気温が下がる見込みです。特に高気圧に覆われて穏やかに晴れる19日(水)の夜から20日(木)の朝にかけては、放射冷却現象が強まることで冷え込みが予想されます。

20日(木)朝の予想気温の分布をみると、西日本や東日本でも内陸部は10℃未満を示す黄緑色のエリアが広がっています。岡山市や奈良市は9℃まで下がる見込みです。

東北の内陸部や関東甲信の山沿いでは5℃を下回り、霜が降りるほどの冷え込みとなります。今週はこれまで以上に冷え込む日が増えますので、服装や寝具の調整が必要です。