全国の真夏日地点がゼロに 朝と昼間の気温差が大きな一日

ウェザーニュース

今日20日(木)は全国的に晴れて、日差しがたっぷり届きました。朝は冷え込んだ一方で昼間は気温が上がり、一日の気温差が大きくなっています。また、30℃以上の真夏日の地点は4か月ぶりにゼロとなりました。

昼間は全国的に過ごしやすい陽気

今朝は広い範囲でこの秋一番の冷え込みとなりましたが、上空の寒気が抜けつつあることや、穏やかに晴れて日差しがしっかり届いたことで昼間は気温が上昇しています。15時までの最高気温は東京都心で3日ぶりに20℃を上回る20.7℃を観測するなど、快適な気温の所が多くなりました。

内陸部を中心に朝と昼間の気温差が大きく、北海道標茶町は最低気温が－4.8℃、最高気温が16.0℃とその差は20℃以上に達しています。

また、全国で最も気温が高くなった沖縄県名護市が28.1℃と30℃以上の真夏日の地点がゼロなりました。真夏日が1か所もないのは6月8日以来、約4か月ぶりです。

明日朝の冷え込みは少し和らぐ

21日(金)の天気と気温

明日21日(金)も高気圧に覆われて晴れる所が多くなります。朝は放射冷却現象が強まるものの、寒気が抜けている分だけ今朝ほどの冷え込みにはならない見込みです。それでも東京都心や広島市で12℃、名古屋市で11℃まで下がり、空気の冷たい朝となります。

昼間はしっかりと日差しが届いて今日と同じように気温が上昇し、東京都心や名古屋市が22℃、大阪市は23℃まで上がる予想です。鹿児島市で26℃を予想するなど、西日本の一部では25℃以上の夏日になる所もあります。あまり厚着をすると暑さを感じるくらいになりますので、調節しやすい服装にすると良さそうです。