週明けに強い寒気南下 日本海側を中心に雷雨や霰(あられ)に注意

ウェザーニュース

来週のはじめは上空に強い寒気が流れ込みます。北海道の山では雪の降る所があり、北日本から西日本の広範囲で大気の状態が不安定になって、日本海側を中心に天気急変に注意が必要です。

北海道の山や峠は雪に

24日(月)は上空5500mで－30℃以下の寒気が、北海道上空まで南下する予想となっています。札幌市上空5500mで－30℃以下は、12月上旬並みで、この時期としては強い寒気です。

寒気は夜にかけてさらに南下する予想で、北日本だけでなく東日本や西日本でも大気の状態が不安定になります。

日本海側を中心に天気が急変して、局地的に雷を伴った強い雨が降る見込みです。寒気が強いため、霰(あられ)や雹(ひょう)の降る可能性があります。晩秋から初冬に霰が強く降ると、短時間で道路に積もってスリップ事故などを引き起こすケースがありますので、車での移動時は特に注意が必要です。

また、北海道の山や峠道では雪になりますので、通行時は冬用タイヤや滑り止め装置が欠かせません。