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浴室排水口の嫌なヌメリとおさらば!? 置くだけで予防できる身近なアイテムとは?

ウェザーニュース / 2022年10月27日 5時0分

ウェザーニュース

朝晩がめっきり冷え込むと、お風呂が恋しい季節になります。夏の間はシャワーで済ませていた人も、ゆっくり湯船に浸かりたくなるものです。

その際気になるのは、排水口のヌメリ。汚れやすい排水口を常にきれいに保つ方法があれば、ぜひ知りたいものです。そこで、全国で家事代行サービスなどを展開するカジタク・サプライヤチームの鈴木健吾さんに、排水口のお掃除術を教えて頂きました。

排水口の汚れの原因は?

お風呂の中でいちばん汚くなるのが排水口です。どうして排水口は汚れやすいのでしょうか?

「洗い場で体や頭を洗うと、皮脂やホコリが洗い落とされます。その汚れた水(お湯)は、全部排水口から流れ出ていくのです。排水口は、一時的に汚れの通過点となる性質を備えています。

それらの汚れを溜め込んでしまうのが、抜け落ちた髪の毛です。排水口には目皿が付いていて、中で髪の毛をせき止めます。そこで絡まった髪の毛に石鹸カスや皮脂汚れがくっつき、排水口のヌメリ、悪臭、カビなどの原因になるのです

さらに、このヘドロ汚れに触りたくないからと放置しておくと、髪の毛と絡み合って排水口を詰まらせてしまうこともあります」(鈴木さん)

排水口のお掃除方法

なるほど、髪の毛が溜まらないようにしなければならないのです。日頃のお掃除方法を教えてもらいました。

▼用意するもの:
重曹、クエン酸(なければお酢でも大丈夫)、スポンジ、古歯ブラシ

(1)取り外せるものは取り外す
汚れを受け止める目皿(ヘアキャッチャー)や排水口の奥にある筒のような物(排水トラップ)など、取れるものは全て取り外します。髪の毛もできるだけ取って、ゴミ箱へ捨ててください。

(2)泡を発生させる
排水口に重曹100mlを振りかけ、その上から半量のクエン酸(またはお酢)をかけます。その上からぬるま湯を注ぐと、シュワシュワと泡立ちます。その泡が汚れを落としてくれるので、5分ほど放置してください。

(3)取り外した部分も
取り外した目皿や排水トラップにも重曹などを振りかけます。気になるところは、スポンジや古歯ブラシでこすって汚れを落としましょう。

(4)お湯で流せばOK
最後に取り外した部分を元に戻し、お湯で流せば完了です。重曹やクエン酸などの働きで、排水管の中まできれいになります。

ヌメリを予防するには

ヌメリを予防する方法はあるのでしょうか?

「まずは排水口に髪の毛を溜めないということが一番のポイントです。溜まったらすぐに髪の毛を取るようにすれば、汚れやヌメリは改善されるはずです。

また、裏ワザ的な予防法として、アルミホイルを使う方法もあります。アルミホイルを3cmくらいに丸めて排水口の目皿に入れておくだけで、水に反応して金属イオンが発生するのです。これが菌の繁殖を防ぎ、ヌメリを抑制します」(鈴木さん)

この方法は、台所のシンクや洗面所の排水口にも使えるそうです。

これから本格的なお風呂の季節。悪臭が気になってはせっかくのリラックスタイムも台無しです。快適な入浴を楽しむためにも、ヌメリや汚れを対策して、清潔な浴室にしてみませんか。

参考資料など

取材協力:アクティア株式会社(https://www.kajitaku.com/)

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