北陸や東北で雷を伴った強雨 寒冷前線の通過で霰や雹も

ウェザーニュース

寒冷前線の南下により、今日23日(日)は東北や北陸で局地的に雨が強まっていて、雷を伴っている所があります。

今夜にかけて雷雨や突風に注意

千島列島付近の低気圧から伸びる寒冷前線が、東北や北陸を通過中です。前線の周辺では雨雲が発達していて、局地的に強い雨を降らせています。

13時30分までの1時間には新潟県長岡市・寺泊で22.0mmの強い雨を観測し、山形市でも4.5mmと本降りの雨となりました。活発な雨雲の周辺では雷も発生していて、北陸では落雷が頻発している状況です。また、仙台市内にも活発な雨雲が広がり、一部では霰(あられ)や雹(ひょう)が降っています。

寒冷前線は今夜にかけてゆっくりと南下する見込みで、東北南部から北陸では断続的に雷を伴った強い雨が降る予想となっています。寒冷前線の北側には強い寒気があるため、霰(あられ)が降ったり、突風を伴うおそれもありますので、十分な注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）