関東の空にうろこ雲や波状雲 夕方以降は雲が増え天気は下り坂

ウェザーニュース

穏やかな秋晴れとなっている今日23日(日)の関東の空にうろこ雲が広がってきました。この後は天気が下り坂で、夕方以降は雲が厚みを増す見込みです。

今夜は雨の降り出す所も

関東の上空には空の高い所の雲が広がっています。うろこ雲や波状雲の見えている所が多くなりました。千葉県市原市では空いっぱいに、うろこ雲が広がり、太陽の近くではうっすらと色づいて彩雲となっています。

うろこ雲(いわし雲)は、巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。秋を代表する雲で、上空5,000～13,000mの高い所に現れる雲です。巻積雲は氷の粒で形成され、雲に厚みがなく太陽光線を透過させるため、雲の底に陰ができず、白く見えます。

波状雲は大気の波によって空気が上下に動くことで発生する雲です。雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時に、空気が持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消えて、波打つような形の雲になります。
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夕方以降は南下する前線の影響で雲が厚みを増し、天気は下り坂に向かいます。今夜には雨の降り出す所もある見込みです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）