熱帯低気圧がフィリピンの東で発生予想　北上の可能性も

ウェザーニュース / 2022年10月26日 9時40分

ウェザーニュース

26日(水)、フィリピンの東の海上で雲がまとまりつつあり、今日のうちに熱帯低気圧が発生する見込みです。北上の可能性があるため、今後の動きが注目されます。

北寄りに進路を変える可能性

フィリピンの東の海上にある雲の塊が次第に渦を巻く動きをみせており、今日26日(水)のうちに熱帯低気圧になるとみられます。周辺の海域は海面水温が30℃前後と高いため、熱帯低気圧になったあとも発達する見込みです。

フィリピンの西側には高気圧があるため、しばらく西へ進んだ後は北寄りに進路を変え、沖縄方面に近づく可能性があります。10月も終わりに近くなると台風の接近は少なく、沖縄でも11月になって台風が接近するのは平均で0.3個と3年に1度くらいの割合です。

11月に入ってから沖縄に台風が接近すれば2019年台風27号以来となります。今後の熱帯低気圧の動きに要注意です。