週間天気 週末の西日本や東日本は行楽日和 台風の動向に注意

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・晴れる日多いが来週前半は広く雨も
・朝は冷え込み、寒暖差大きく
・台風22号が発生、動向に注意

晴れる日多いが来週前半は広く雨も

週間天気図　29日(土)〜11月3日(木)

東日本や西日本は高気圧圏内となり、週明け31日(月)頃にかけて晴れるところが多くなる見込みです。行楽日和となるこの週末は、紅葉の見頃を迎えた山々に出かけるのもおすすめです。

一方、北海道や東北北部などは明日28日(金)から29日(土)頃にかけて寒気を伴った低気圧が通過する影響ですっきりしない天気となります。北陸や山陰でも雨のタイミングがありそうです。

来週前半の11月1日(火)〜2日(水)頃になると、再び大陸から低気圧や前線が接近し、北日本を中心に通過します。また、西日本の南の海上でも前線が明瞭化し、北東進する予想です。このため全国的に雨が降りやすく、局地的には強雨や雷雨の可能性があります。随時、最新情報をご確認ください。

朝は冷え込み、寒暖差大きく

この先、東日本や西日本では日差しが届き、昼間は20℃前後まで気温の上がる日が多い予想です。

ただ、穏やかに晴れる日は放射冷却によって朝の冷え込みが強まります。

日毎の、また一日の中での寒暖差が大きくなるので、体調を崩さないように気をつけて、服装選びにもご注意ください。

台風22号が発生、動向に注意

台風22号の予想進路　27日(木)12時現在

27日(木)9時に、フィリピンの東で台風22号が発生しました。

今後はしばらく西寄りに進む予想ですが、週末以降の進路は予報円が大きく不確実性が高い状況です。

フィリピンの手前で転向して北上する場合は、来週には沖縄方面に近づく可能性があり、フィリピンを通過して南シナ海に入ってから北寄りに進路を変えた場合でも、暖かく湿った空気が沖縄方面に流れ込み、雨雲が発達する懸念があります。

台風の今後の進路や発達具合によって影響が大きく変わってくるため、今後の動向にご注意ください。