台風22号は大型となりフィリピンへ 来週は沖縄に影響の可能性

ウェザーニュース

台風22号（ナルガエ）は、28日(金)9時現在、大型の台風になり、フィリピンの東の海上を西北西に進んでいます。

来週、南シナ海に進んだ後は予報円が大きく、進路の不確実性が高い状況です。東寄りに進んだ場合は沖縄に近づく可能性があります。

▼台風22号　10月28日(金)9時
　中心位置　　　フィリピンの東
　大きさ階級　　大型
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　西北西　20 km/h
　中心気圧　　　994 hPa
　最大風速　　　20 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　30 m/s

南シナ海で東に進路を変える可能性

世界の気象期間の予測

台風は今後、やや勢力を強めながら北西に進んで、週末にはフィリピンに接近・上陸し、来週には南シナ海に達する見込みです。

その後の進路はまだ不確実性が高く、世界各国の気象機関によるシミュレーションの予測を見ると、南シナ海を西進するものと、東寄りに進路を変えるものの両方があります。

来週は台風に向かって湿った空気が流れ込むため、沖縄に影響が出る見込みです。進路によっては影響がより大きくなることも考えられますので、最新の情報をご確認ください。

平年の台風発生数

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風22号の名前「ナルガエ（Nalgae）」は北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）が提案した名称で「つばさ」を意味する言葉からとられています。