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京都、奈良にダブルレインボーや過剰虹 見える仕組みは?

ウェザーニュース / 2022年10月31日 17時15分

ウェザーニュース

10月最終日の夕方、京都や奈良でダブルレインボーが現れました。過剰虹が見られた所もあります。

雨と晴れの境界付近で虹が出現

紀伊半島沖のシアーライン(風の流れが変化する境界線)の周辺で雨雲が発生し、近畿でも一部で弱い雨が降りました。その雨をスクリーンにして、西から差し込む夕日が虹を作り出しています。

鮮やかな二重の虹、ダブルレインボーの出現した所もありました。

二重の虹は、普通の虹の外側にも薄く虹が見える現象で、内側のはっきりと映る虹は主虹、ぼやけることの多い外側の虹は副虹と呼んで区別されます。

主虹が水滴の中で1回反射するのに対し、副虹は水滴の中で2回反射します。このため、見える色の順番が主虹とは反対になり、虹の外側が青色に見えるのです。

七色よりも多い過剰虹も

京都府宇治市で見られた過剰虹

また、七色の虹の帯の内側に、さらに光の帯が現れる過剰虹も見られました。

一般に虹の七色は、外側から【赤・橙・黄・緑・青緑・青・紫】と並ぶと言われています。しかし今回の虹は、最も内側の紫色のさらに内側にぼんやりと色づいている部分が見えました。

これが「過剰虹(かじょうにじ)」と呼ばれる現象で、虹を映し出す雨粒が比較的小さく、大きさがそろっているときに現れやすいと言われていて、小雨が降って虹が出た時に見られることがあります。

今日は雨粒が小さい霧雨の降っていた所が多く、過剰虹が見られたと考えられます。

ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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