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ひげ根は少ない方が良い? おいしい長芋の選び方

ウェザーニュース / 2022年11月7日 10時0分

ウェザーニュース

今が旬の長芋。独特の粘りと食感のほかに体にもいいということで好まれています。さつまいもやじゃがいもと異なり、同じ芋類なのに生でも食べられる不思議な芋です。

おいしいものを選ぶコツがあるそうなので、詳しい話を千葉県船橋市の青果店、大吉青果の大久保沙恵子さんに伺いました。

加熱、非加熱で食感が変化

長芋は、いちょう芋(ヤマトイモ)、つくね芋などと同じヤマノイモ科に属する芋です。

「長芋の粘りはヤマノイモ科の中ではそれほど強くはないので、生ですりおろすとさらっとしていて食べやすいという特徴があります。また千切りにすると、サクサクとした歯応えを楽しめます。

加熱するとねっとりホクホクとした食感に変わり、生とはまったく別の風味が楽しめます。さらにお好み焼きの生地に加えるとフワッと焼き上がるなど、いろいろな食べ方ができる芋です」(大久保さん)

ひげ根は少なめがおすすめ

おいしい長芋の選び方を教えてください。

「長芋の表面にはひげ根が生えています。店頭に並ぶ際にはひげ根が取り除かれてプツプツとした斑点だけが見える場合もあります。長芋はこのひげ根が少ないものを選ぶと、アクが少なくおいしいといわれています。ひげ根が少ないものはすんなりと生長しているからです。

また皮の色が均一で傷が少ないもの、皮の表面にデコボコが少ないもの、太くずっしりとして重みを感じるもの、ハリがあるものがおすすめです。

長芋は大きいものが多いので、カットして売られている場合が多いですが、カット長芋の場合は、切り口が白くてできるだけみずみずしいものを選んでください」(大久保さん)

カットは冷蔵庫、まるごとは冷暗所で

長芋を買うと、1回では食べきれない場合もあります。保存はどうすればよいでしょうか。

「カットものは、切り口が空気に触れないようにラップでしっかり密封してから冷蔵庫の野菜室で保存します。これで1週間程度は保存できます。また、まるごとであれば、新聞紙に包んで冷暗所においておけば今の時期なら1か月近くは保存できます。

すりおろしてトロロ状にしてから冷凍するのもおすすめです。すりおろしてからチャック付き保存袋などにできるだけ薄く平らにして冷凍しておけば、使う量だけを折って調理することができるので便利です」(大久保さん)

長芋には消化酵素が含まれ、胃の働きを助けるといわれています。またカリウムが豊富で、その他にもコリン、サポニンという栄養素も含まれており、疲労回復に効果があるとされています。

年末にかけて疲労がたまりやすい時期ですが、長芋が疲労回復の手助けにもなりそうですね。

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