雨上がりの朝 関東など内陸で濃霧発生 視界不良に注意を

ウェザーニュース

今日11月2日(水)朝は、東北から関東甲信、近畿地方にかけては内陸部を中心に濃い霧が発生しているところがあります。広範囲に濃霧注意報が発表中です。

この霧はだんだんと解消に向かいますが、朝のうちは視界不良に注意してください。

高速道路の速度規制や電車の遅延も発生

霧の発生状況　2日(水)6時30分まで

昨日、広範囲に雨を降らせた雲は東へ離れ、今朝はほとんどのところで雨は止みました。ただ、空気が湿っていることに加えて、内陸を中心に朝は気温が下がり、濃い霧が発生しているところがあります。

アプリウェザーニュースの利用者による報告を見ると、茨城県や埼玉県、栃木県を中心とした関東の内陸部や、福島県、愛知県などで霧が濃くなっているところがあることがわかります。

6時30分現在、この霧により東北道や圏央道など高速道路の一部では速度規制が実施されており、車の運転には注意が必要です。また、鉄道にも影響が出ており、JR宇都宮線では遅延が発生しています。

昼間は晴れて霧も解消へ

今朝、発生した霧は"放射霧"というタイプの霧で、朝の冷え込みによって発生したものです。そのため、日差しが届き気温が上がってくると、霧はだんだんと解消へ向かいます。

今日の日中は20℃近くまで上がるところがほとんどで、朝との気温差が大きくなります。一日の寒暖差にも注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）