北海道は今夜以降、雪の範囲拡大 東北・北陸は局地的に雷雨

ウェザーニュース

北海道の日本海側は今夜以降、雪の所が多くなります。明日4日(金)にかけて市街地で雪が積もる見込みで、注意が必要です。北陸や東北では雷を伴った強い雨のおそれがあります。

低気圧の通過後は寒気が南下

東北地方を通過する低気圧の影響で、北海道の太平洋側や東北を中心に雨が降っています。一部に活発な雨雲がみられ、本降りの雨になっている所がある状況です。

この後は雨雲が南下し、東北南部や北陸で雨の所が増えてきます。活発な雨雲が通過するタイミングでは雷を伴って一時的に強く降ったり、突風や霰(あられ)を伴うおそれがありますので注意をしてください。

低気圧が東に離れた後は、北海道の上空1500m付近に強い寒気が流れ込みます。冬型の気圧配置となるために一旦、雨が小康状態となった日本海側では今夜以降、再び降り出す見込みです。寒気の南下に伴い雪の所が増え、旭川市など内陸部の市街地でも初雪となる可能性があります。

寒気のピークとなる明日夜にかけて断続的に雪が降り、少し標高の高い道路では積雪状態となるとみられます。シーズン最初の雪道走行となる場合は、特に慎重な運転を心がけてください。