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幻想的な冬の風物詩 気嵐(けあらし)が出現 岩手県山田湾

ウェザーニュース / 2022年11月6日 8時25分

ウェザーニュース

今日6日(日)朝は、東北をはじめ各地で今シーズン一番の冷え込みになった所が多くなりました。

この冷え込みにより、岩手県の山田湾では、初冬の風物詩「気嵐(けあらし)」が見られました。

湾の海上に湯気が立ち上り、幻想的な風景となっています。

気嵐(けあらし)とは?

気嵐(けあらし)とは、冷たい空気が温かな水面の上にある時、川や海から蒸発する水蒸気が冷やされることによって発生するものです。

これは、蒸気霧の一種で、秋や冬に放射冷却によって冷え込みが厳しくなった時に発生しやすくなります。

放射冷却により、今シーズン一番の冷え込みに

放射冷却の仕組み

気嵐(けあらし)が目撃された岩手県山田では、今朝の最低気温は2.1℃と今シーズン一番の冷え込みを記録しました。

これは昨夜から今朝にかけて高気圧に覆われて、地表付近の熱が上空へ逃げていく「放射冷却」が強まったためです。

明日の朝は今朝ほどの冷え込みにはならず、初冬の風物詩の登場は、まだ気まぐれとなりそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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