サンピラーと富士山 夕暮れ時のコラボレーション

ウェザーニュース

今日10日(木)の夕暮れ、関東の空にサンピラー（太陽柱）が現れました。富士山のシルエットとのコラボレーションが見られた所もあります。

氷の結晶が太陽の光を反射

穏やかに晴れた関東の夕暮れ、西の空に伸びるような赤い光の柱が出現しています。サンピラーと呼ばれる現象で、東京都大田区からはシルエット姿の富士山とのコラボレーションが見られました。


サンピラーは日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られ、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。

空気がよく冷えていて上空の風が弱い時は、空気中の氷の結晶が豊富で向きが揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれることがあります。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）