近畿地方で木枯らし1号 昨日の夕方以降に北寄りの風強まる

ウェザーニュース

昨日13日(日)は発達した低気圧が北海道付近を通過して、徐々に冬型の気圧配置へと変わっていきました。

近畿では雨の止んだ夕方以降に北寄りの風が強まったため、大阪管区気象台は、昨日13日(日)に木枯らし1号が吹いたと発表しました。過去最早タイとなった昨年より21日遅い発表です。

今日も北寄りの冷たい風が吹く

昨日の最大風速は京都府舞鶴市で8.6m/s、滋賀県彦根市で11.1m/s、和歌山市で8.3m/sを観測しました。大阪市や京都市では4.2m/sとあまり風は強まりませんでしたが、他の地点で基準を満たしていたため、木枯らし1号の発表がされました。

今日の近畿は晴れるところが多くなるものの、北寄りの風が吹くためそれほど暖かさは感じられません。気温の数字では昨日と同じくらいのところが多くなりますが、風が冷たく感じられるので、服装選びにお気をつけください。

近畿地方の「木枯らし1号」の発表基準（大阪管区気象台）

■期間：霜降(10月24日頃)～冬至(12月22日頃)まで
■気圧配置：西高東低の冬型の気圧配置
■風向風速：北よりの風が吹き、最大風速8m/s以上