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しし座流星群2022 11月17日(木)深夜~明け方が見頃

ウェザーニュース / 2022年11月17日 8時2分

ウェザーニュース


11月18日(金)8時頃に「しし座流星群」が活動のピークを迎えます。一番の見頃は17日(木)深夜~18日(金)明け方です。放射点は23時頃(東京)から昇り始めます。

気になる天気は?

西日本は高気圧の圏内で、バッチリ見られるところが多くなります。ただ、太平洋側は低気圧の雲が広がり、九州南部や沖縄付近など観測が難しい見込みです。

関東は風の流れが変化するシアーラインの影響を受け、南部沿岸を中心に雲に覆われる予想です。

北日本は日本海側を中心に寒気の影響で雲が広がりますが、すき間から観測のチャンスはありそうです。

今回の観測条件や見える時間は?

11月18日(金)3時頃 東の空(東京)

17日(木)は、放射点(※)のあるしし座が23時頃から空に昇りはじめます(東京)。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。

同じタイミングで月も姿を現すため、今回は月明かりの影響を受けそうです。アストロアーツによると、流星の数はピーク時で1時間あたり数個ほどの予想となっています。

流星群は、放射点の近くほど流れ星が多く見えるということはありません。今回は放射点の近くに月もあるため、月明かりが直接目に入らないように月から離れたところを中心に眺めるのがおすすめです。

見えたらラッキーという気持ちで、流星観測をお楽しみください。

約33年ごとに流星嵐のチャンス

しし座流星群の母天体はテンペル・タットル彗星です。この彗星の公転周期である約33年ごとに「流星嵐」となるチャンスがあるとされています。

最近では2001年の大出現が有名な流星群で、聞き覚えのある方や実際に見た方も少なくないかもしれません。この時には、日本で1時間あたり1000個を超える流星が観察されました。

次に大規模な出現が予想されているのは、2030年代とのことです。

参考資料など

国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/

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