北海道は約9割が冬タイヤ交換済 本州もそろそろ準備を

ウェザーニュース

今週は札幌・盛岡で初雪、東北や北関東の各地で初氷、近畿で木枯らし1号の発表など、各地で季節の歩みが感じられる一週間となりました。北海道では寒気の影響で雪が降り、市街地でも雪が積もったタイミングもあります。

北海道・東北は「交換済」20ポイント以上増加

昨日17日(木)～今日18日(金)にかけて、ウェザーニュースアプリ利用者に対し、タイヤ交換についてアンケートを実施しました。（参加人数：12,437人）

その結果、北海道では87％、東北では38％が冬用タイヤへの交換が完了していました。11月3日(木)～4日(金)にかけて同様の調査を行ったときは交換済が北海道は60％、東北は13％だったため、2週間ほどで20ポイント以上増加したことになります。

そのほか、中部（東海4県を除く）は18％、北関東は9％の方が既にタイヤ交換を実施したという結果となりました。

一方、雪のあまり降らない南関東、東海、近畿、四国、九州では「交換の予定なし」と回答した方は5割を超える結果となりました。

本州も冬タイヤ交換の準備を

来週にかけて、北日本は周期的に寒気が南下します。特に22日(火)頃は一時的に冬型の気圧配置となり、北海道の上空1500m付近で－9℃とこの時期としては強い非常に強い寒気が南下する見込みです。

道北を中心に平野部でも積雪の可能性がありますので、路面状態の悪化に注意し、雪道への備えをしっかり行うようにしてください。

また、20日(日)～21日(月)、23日(水・祝)頃は日本の南の海上を低気圧が通過し、東日本や西日本の広い範囲で雨となります。

山間部や標高の高い峠道では、雨が降った後は路面凍結の可能性もありますので、そろそろ冬タイヤ交換の準備をしましょう。