薄雲が増えてハロが出現 夜のしし座流星群観測に影響は?
ウェザーニュース / 2022年11月17日 11時40分
今日17日(木)の西日本、東日本は昨日に比べて上空の薄雲が増えています。一部では薄雲越しの太陽の周りにハロが見えてきました。
関東などでハロが現れる
ハロが多く見えているのは関東が中心で、埼玉県吉見町では水色の空をバックにうっすら虹色の輪が現れています。
「ハロ」は、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
しし座流星群が現れる夜の天気は?
しし座流星群は見える?
雲が増えてきたことで、今夜極大を迎えるしし座流星群の観測ができるかが気になります。すでに西日本では太陽が見えないくらいの曇り空の所が多く、午後は東日本も雲が厚みを増す見込みです。
西日本は夕方を過ぎると再び雲が少なくなり、夜遅い時間帯は中国や近畿などですっきりと晴れてきます。流星観測には良い条件となる見通しです。関東など東日本は雲が残るものの、遅い時間ほどチャンスは増えてきますので、時間に余裕がある方は観測にチャレンジしてみると良いかもしれません。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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