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暖かくておしゃれなマフラーの巻き方3選

ウェザーニュース / 2022年11月24日 16時45分

ウェザーニュース

寒さを感じる日が増えてきましたね。防寒はもちろん、おしゃれに欠かせないアイテムといえばマフラーが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。ただ、巻き方がいつも同じパターンになりがちです。

ファッション評論家の出石尚三さんに暖かくておしゃれなマフラーの巻き方を教えていただきました。

「マフラーは、16世紀にはすでに使われていた言葉です。もともとは、『マフ(muff)』で、温めるという意味があったそうです。貴婦人が使った『マフ』は、手を温める装飾品でもありました。つまり『マフラー』は生まれながらにして、『保温』と『装飾』とを兼ね備えたファッションだったわけです」(出石さん)

それでは定番から防寒に適したものまで、3つの巻き方をみてみましょう。

3つの巻き方

定番の「ニューヨーク巻き」

【巻き方】
(1)両端が左右対象の長さになるように首に一周巻く

(2)両端を交差させて、上に重なったマフラーを下から間に通す

(3)間に通して上に出して軽く結ぶ

(4)長さや形を整えたら完成

「ニューヨークの冬は、東京よりはるかに寒く0℃を下回ることもあります。ですから首元の保温は必須なのです。その保温のためには『空気層』が欠かせません。空気の層が厚いほど、暖かくなります。その点、『ニューヨーク巻き』は、空気の層が厚くなる巻き方になります」(出石さん)

簡単アレンジは「ミラノ巻き」

【巻き方】
(1)長い方を持って首に一周巻く

(2)片側が少し短くなるように調整し、短い方を首の内側の間で通す

(3)間に通したマフラーに輪っかを作る

(4)作った輪っかの間にもう片方のマフラーを通す

(5)長さや形を整えたら完成

「『ミラノ巻き』は、『ニューヨーク巻き』に較べて、テクニックが求められます、その意味では上級者向きかも知れません。『ミラノ巻』について言えば、『私、おしゃれ上手なのよ』というメッセージが込められていて、ワンランクアップの巻き方と言えるでしょう」(出石さん)

防寒には「ボヘミアン巻き」

【巻き方】
(1)大判のマフラーやストールをたぐって細長くする

(2)首に一周巻きつける

(3)短い方の端を首もとの間に通し入れる

(4)逆側の長い方の端も2で入れ込んだ部分へ入れる

(5)3で入れたマフラーの下端を首もとで軽く引き下げて全体の形を整えたら完成

「ヒントは、昔のボヘミアン・タイ(自由人たちのネクタイの意)にあります。『ボヘミアン巻き』は胸もとで自分流のボリューム感が演出でき、風の強い時も簡単にはほどけません。防寒にもおしゃれにも適した巻き方といえます」(出石さん)

マフラーのおしゃれ「10の法則」とは

最近のマフラーの巻き方のトレンドは“ボリューム感”だと言う出石さん。ただし、マフラーのおしゃれで気をつけたいのが、「量感が合計で10」という原則だそうです。

「たとえばセーターがたっぷりで、その上に巻くマフラーもふわふわだと、量感が『10』を超えてしまいます。もし仮にマフラーの量感が『7』なら、セーターの量感は『3』にしておく。そうすると合計で10の量感になるわけですね。おしゃれには足し算が必要なのです」(出石さん)

おしゃれの足し算を参考にしながら、しっかりと防寒対策をして、冬のイルミネーションを楽しみましょう。

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