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島根県で白虹が出現 朝の冷え込みで発生した霧が創り出す

ウェザーニュース / 2022年11月25日 9時15分

ウェザーニュース

今日25日(金)朝、島根県雲南市では霧に包まれた中、白い虹が現れました。これは霧が解消に向かう時に見られる「白虹」もしくは「霧虹」と呼ばれる現象です。

白虹の現れた雲南市では放射冷却が強まり、市内にあるアメダス掛合では、最低気温が4.2℃と昨日に比べて5℃近く下がりました。

霧が解消した後は穏やかな晴天が続き、昼間の気温は15℃を大きく超える予想です。朝は空気が冷たくても昼間は過ごしやすい陽気となります。

白虹は霧解消で晴れのサイン

白虹と七色の虹の原理

通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。

一方、白虹は太陽の光が霧の粒に反射・散乱して見られます。霧の粒は雨粒より細かいためプリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されるため、白く輝いて見えます。また、回折と呼ばれる現象によって太陽の光が曲げられ、その曲げられた光が集中するところが明るく見られることも、白く輝いて見える一因です。

太陽の高さが低い朝や夕方に霧が出ていて解消に向かうときに、このような白い虹が見られることがあります。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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