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師走は冬本番の寒さでスタートか 北海道は大雪のおそれも

ウェザーニュース / 2022年11月25日 17時45分

ウェザーニュース

11月は寒気の南下が弱く、全国的に気温は平年より高めになっています。11月最終日の30日(水)頃から日本列島の上空には真冬並みの寒気が流れ込み、12月は全国的に冬本番の寒さでスタートする見込みです。

気温は一気に低下し冬物必須

11月いっぱいは寒気の影響が北海道止まりで、西日本、東日本は気温の高い状態が続きます。29日(火)の最高気温は東京都心、大阪市ともに20℃以上の予想です。

30日(水)になると次第に寒気が南下し、12月1日(木)は全国の広い範囲を覆います。最高気温は各地で急降下し、札幌市は0℃、大阪市は10℃と冬本番の寒さです。東京都心は寒気の影響が少し遅れて出てくるものの、それでも14℃まで低下します。

月が変わるタイミイングで季節が一気に前進しますので、冬の準備がまだの方は、今度の週末までに済ませておくようにしてください。

北海道は大雪、本州も内陸・山沿いは積雪に

12月1日(木)の予想天気図

12月1日(木)から数日程度は冬型の気圧配置が強まり、北海道の上空1500m付近には-15℃前後の真冬の寒気が居座ります。

日本海側を中心に断続的に雪が降り、内陸部や山沿いを中心に大雪となる見込みです。市街地でも今シーズン初めての本格的な積雪が予想され、除雪が必要になる所が出てくるとみられます。季節風も強く、吹雪による視界不良にも要注意です。

また、東北や北陸、中国地方なども山沿いを中心に雪となり、積もるおそれがあります。標高の高い道路などを通行する場合は冬用タイヤが必要になりますので、早めに交換が必要です。

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