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北海道は雪・風強く暴風雪警報も 日本海側は積雪増加のおそれ

ウェザーニュース / 2022年11月30日 15時45分

ウェザーニュース

今日30日(水)の日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。早くから寒気が流れ込んでいる北海道は日本海側で断続的に雪が降っており、東北でも午後は雪に変わってきました。青森では初雪を観測しています。今夜以降は積雪が増加し、大雪のおそれがあるため警戒が必要です。

北海道の日本海側は広範囲で積雪

冬型の気圧配置が強まっている影響で、北海道から山陰にかけての日本海側は広い範囲で雪や雨が降っています。強い寒気に覆われている北海道は朝から断続的に雪となり、内陸部を中心に積雪が増加している状況です。

15時の時点で幌加内町・朱鞠内で17cm、留萌市・幌糠で11cmと積雪が増えてきました。沿岸部では瞬間的に20m/s前後の強い風が吹いていて、15時現在、北海道石狩地方、留萌地方に暴風雪警報が出ています。吹雪による視界不良にも警戒が必要です。

多い所は30cm以上の積雪に

12月2日(金)夕方までの積雪の予想

冬型の気圧配置は明日12月1日(木)から2日(金)にかけて続き、北日本の日本海側を中心に雪が降りやすくなります。

北海道の内陸部や東北の山沿いでは多い所で30cm以上の積雪が予想され、今季最初の大雪となる見込みです。雪道の運転は冬用タイヤを装着していても慎重に行ってください。除雪が必要になることも考えられますので、予め時間を確保しておくと良さそうです。

また、東北南部や北陸、中国地方の山間部でも積雪の可能性がありますので、標高の高い峠道の走行は冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めの準備が欠かせません。

北日本や日本海側で昨日よりも大幅に気温低下

12月1日(木)の天気と気温

明日は全国の広い範囲が寒気に覆われて冬の寒さになります。

朝は今朝よりも冷え込む所が多く、最低気温は西日本、東日本の広い範囲で10℃を下回る見込みです。東京都心は9℃、大阪市や福岡市は7℃の予想となっています。

昼間も気温は上がらず、関東以西は10℃を少し超えるくらいの所がほとんどです。札幌市は-2℃、旭川市は-4℃と最高気温が0℃未満の真冬日を予想しています。

各地とも冷たい季節風が吹いて体感温度は一層低くなります。しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。

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