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北日本日本海側で雪が強まる 明日にかけて大雪に警戒

ウェザーニュース / 2022年12月1日 7時0分

ウェザーニュース

12月スタートの今日1日(木)は冬型の気圧配置が続いています。北日本の日本海側は断続的に雪が降っており、明日2日(金)にかけて大雪のおそれがあるため警戒が必要です。

北海道の日本海側は広範囲で積雪

冬型の気圧配置が強まっている影響で、北海道から山陰にかけての日本海側は広い範囲で雪や雨が降っています。強い寒気に覆われている北日本を中心に雪雲のかかりやすい状況です。

7時の時点で北海道の内陸部では20cm以上の雪の積もっている所があり、札幌市や青森市でも7cmの積雪を観測しています。また、沿岸部では瞬間的に25m/s前後の強い風が吹いていて、7時現在、北海道石狩地方、檜山地方、留萌地方に暴風雪警報が出ています。吹雪による視界不良にも警戒が必要です。

明日にかけてさらに積雪は増加

12月2日(金)夕方までの積雪の予想

冬型の気圧配置は明日2日(金)にかけて続き、北日本の日本海側を中心に雪が降りやすくなります。

北海道の内陸部や東北の山沿いでは多い所でさらに20cm以上の積雪が予想され、大雪となる見込みです。雪道の運転は冬用タイヤを装着していても慎重に行ってください。除雪が必要になることも考えられますので、予め時間を確保しておくと良さそうです。

また、東北南部や北陸、中国地方の山間部でも積雪の可能性がありますので、標高の高い峠道の走行は冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めの準備が欠かせません。

昼間は全国的に冬本番の寒さ

12月1日(木)の天気と気温

また、全国の広い範囲が寒気に覆われて冬の寒さになります。この後は気温が上がりにくく、関東以西は10℃を少し超えるくらいの所がほとんどです。東京都心は過ごしやすい陽気だった昨日とは一変して、昼間でも寒く感じられます。

札幌市は-2℃、旭川市は-4℃と最高気温が0℃未満の真冬日を予想しています。札幌市で真冬日になれば今シーズン初めてです。

各地とも冷たい季節風が吹いて体感温度は一層低くなります。しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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