北日本は大雪で青森市内で40cm近い積雪 西日本でも初雪観測
ウェザーニュース / 2022年12月2日 10時35分
今日12月2日(金)も日本付近は冬型の気圧配置が続いています。北海道や東北では市街地でも積雪が増え、西日本でも初雪を観測した所がありました。
積雪50cmを超えている所も
平地で雪を降らせる目安となる上空1500m付近で-6℃以下の寒気は東北南部や西日本の日本海側まで南下し、雪の範囲が拡大しました。今朝は仙台市や長野市でも初雪となり、九州・佐賀市でも西日本で今季初の初雪を観測しています。
上空1500m付近で-12℃以下の強い寒気に覆われている北海道や東北北部は断続的に雪が降って積雪が増加。初雪を観測したばかりの青森市では10時の積雪が37cm、八甲田山中腹の酸ケ湯では71cmに達しました。北海道でも幌加内町・朱鞠内で65cm、岩見沢市で28cmの積雪となっています。
北陸にはJPCZの活発な雲
雨雪レーダー
また、異なる方向の風がぶつかることで形成される、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響で北陸周辺には活発な雨雲がかかり、雨に混じって霰(あられ)が降っている状況です。
気温の低い山沿いでは強い雪が降っていて短時間に積雪が増加、新潟県魚沼市・守門では9時までの3時間で5cmの雪が一気に積りました。
北陸は昼過ぎにかけて活発な雲のかかりやすい状況が続き、平野部では雷を伴った強い雨の降る所があります。霰(あられ)や強い雪によって路面状況が急速に悪化するおそれがありますので、路面状況の変化には要注意です。
雪が止んだ後は路面凍結に注意
3日(土)朝の路面凍結予報
冬型の気圧配置は今日の午前までがピークで、午後になると寒気の北上とともに次第に弱まっていきます。日本海側で降っている雪や雨は次第に落ち着いてくる見込みです。
今夜は各地とも気温が下がりますので、雪が積もった地域では路面凍結のおそれがあります。シャーベット状になった雪が凍結すると路面が凸凹になって車の走行や歩行時に危険な状況となります。今夜から明日3日(土)の朝は、路面状況の変化に十分注意をしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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