伊吹山(滋賀県)で初冠雪 平年より12日遅く、昨季より9日遅い観測

ウェザーニュース

今日12月2日(金)朝、彦根地方気象台より、滋賀県にある伊吹山で初冠雪の観測が発表されました。平年より12日遅く、昨季より9日遅い観測です。

伊吹山の初冠雪発表が12月に入ってからとなるのは、2016年～2017年シーズンに12月8日に観測されて以来、6シーズンぶりとなります。

しっかりと雪化粧

12月に入り日本列島の上空には寒気が流れ込み、近畿でも北部や山沿いを中心に日本海から雨雲が流れ込んでいました。昨日から伊吹山の山頂周辺では雨が雪に変わり、雪化粧している姿が近傍からは見ることができましたが、気象台からは雲に覆われて見えない状況でした。

今朝は伊吹山にかかっている雲が取れたタイミングがあり、気象台からも観測できたため初冠雪の発表となりました。ウェザーニュースのアプリユーザーからも伊吹山の山頂付近が白くなっている様子が写真に収められています。

西日本では寒気はだんだんと弱まっていく予想ですが、標高の高い峠道などを通行する予定のある場合は、雪対策や凍結対策が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）