気象庁1か月予報 12月中旬まで寒く大雪も 年末は寒さ落ち着く
ウェザーニュース / 2022年12月8日 15時30分
今日8日(木)、気象庁は12月10日から来年1月9日までの1か月予報を発表しました。12月中旬にかけては断続的に寒気が南下して寒さが厳しく、北日本の日本海側を中心に大雪のおそれがあります。
年末は寒気が南下しにくく、西日本や東日本を中心に寒さは少し落ち着く見込みです。
12月中旬まで断続的に寒気が流入
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この先1か月の気温
12月に入ってからは断続的に寒気が流れ込んでいます。来週はさらに強い寒気の南下が予想され、全国的に寒さが増す見込みです。特に北海道は14日(水)頃からの5日間の平均気温が平年よりかなり低くなる可能性が高いとして、気象台が低温と大雪に関する早期天候情報を発表しました。
12月下旬になると寒気の南下が北日本止まりとなり、西日本や東日本では年末にかけて寒さが少し落ち着くとみられます。
1か月の平均気温は沖縄と東日本で平年並みか平年より高く、西日本と北日本は平年並みの予想です。12月中旬にかけては寒暖の変化が大きく、急に寒くなることがありますので、平年並みでも油断ができません。
北日本の日本海側は大雪のおそれ
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この先1か月の降水量
本州の東海上での低気圧の発達が弱いとみられ、冬型の気圧配置が続きにくい可能性が高くなっています。ただ、寒気が断続的に南下し、特に来週は強い寒気が流れ込むと予想され、北日本の日本海側は降水量が多い見込みです。気温も低いため雪になる所が多く、来週後半を中心に短期間で積雪が大幅に増えるおそれがあります。
西日本や東日本の太平洋側は気圧の谷が通過するタイミングで天気が崩れることがあるものの、1か月を通してみると平年と同様に晴れる日が多い予想です。
予想される降水量は北海道の日本海側で平年より多く、北海道のオホーツク海側や東北日本海側、沖縄で平年並みか多い予想となっています。北陸は気温がやや高めとなるため、降水量が平年並みでも雪の量は平年よりも少なくなる見通しです。
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