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今夜から明日は日本海側で雷雨 東北では夜間に積雪急増のおそれ

ウェザーニュース / 2022年12月10日 16時0分

ウェザーニュース

強い寒気を伴った気圧の谷が大陸から近づき、日本海には低気圧の発生が予想されます。東北から北陸の日本海側は今夜遅くから雨や雪が降り出し、明日11日(日)は山陰など西日本の日本海側も天気が崩れる見込みです。

東北の内陸部では10cm以上の積雪増加も

上空5500m付近で-36℃以下の強い寒気を伴った気圧の谷が、日本列島の上空を通過します。

大気の状態が不安定になるため雲が発達しやすく、北陸、東北では今夜遅くから明日の朝にかけて雨や雪が降る見込みです。局地的には雷雨となり、東北北部の内陸部では強い雪の降るおそれがあります。

多い所では一晩で10cm以上の雪が積もって、明日の朝は除雪が必要になる可能性がありますので、外出の予定がある場合は時間に余裕を持って準備をするようにしてください。

関西や瀬戸内にも雨雲の一部が広がる

11日(日)午後の雨・雪の予想

低気圧が本州の東に抜けた後は寒気が南下します。上空5500m付近の-30℃ラインの南側で雲が発達し、北陸から山陰にかけて活発な雲が次々に流れ込む見込みです。

局地的には雷を伴った強い雨の降るおそれがあり、突風や霰にも注意をしてください。また、山沿いでは雪となって短時間に積雪が急増する可能性があります。

雲の一部は山を越えて、中国や四国の瀬戸内海側や関西エリアなどにも流れ込む可能性がありますので、急な雨に注意が必要です。

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