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旬のサトイモ 包丁なしで簡単に皮をむくコツ

ウェザーニュース / 2022年12月14日 5時1分

ウェザーニュース

煮っころがしの定番、サトイモの旬が終盤を迎えています。サトイモには大きいものも小さいものもありますが、小さいものは皮がぬるぬるしてむきにくく、また皮をむきすぎると身がなくなる、などの理由であまり人気がありません。

「小さいイモでも、裏ワザを使えば楽でキレイにむけて、煮っころがしにすると食べやすくておいしいですよ」と野菜ソムリエプロの吉田謹子さんは言います。そこで吉田さんに包丁を使わずにキレイにむける方法を伺いました。

小さいイモでも味は変わらない

サトイモには、親イモに子イモがコブのようにくっついてできますが、イモの大きさで味はそれほど変わらないそうです。

「小さいイモは味が良くないのではなく、調理に手間がかかるからと敬遠されがちで値段が安いのです。小さくても煮る前にちょっとした下処理をすれば、形が崩れることなく、まるっとしたかわいらしい煮物ができあがります」(吉田さん)

小さいイモはピンポン玉より小さいですが、どうすれば簡単に皮がむけるのでしょうか。

コツは固ゆで、あとはツルンと

「電子レンジを使う方法もありますが、レンジは加減が難しく、やりすぎるとイモが乾燥してすかすかになってしまいます。

むしろ、ゆでる方が簡単です。しかしゆですぎると、手で押し出すときに形が崩れてしまうので、固ゆでで止めることがコツです。固ゆでにしたイモをつまんで身を押し出すと、ツルンと気持ちよくむくことができるのです」(吉田さん)

簡単!サトイモの皮のむき方

(1)イモを一度にたくさん洗い桶に入れて、水をたっぷり注いでからイモをこすり合わせるようにゴロゴロ転がしながら泥を落として洗う。水がきれいになるまで、3~5回ぐらい繰り返してザルに上げる。

(2)かさぶたのようになっている方を少し包丁で切り落とす。

(3)鍋に2を入れ、たっぷりの水を注いでゆでる。

(4)10分ぐらい茹でたところで1つ取り出し、水で少し冷やしてから皮を少しむいてみて、むけそうであればすべてザルに上げて少し冷ます。

(5)冷めたイモの切り口に向けて手でつまんで押し出すと、簡単にツルンと身が飛び出してくる。完全に冷たくなる前に全部むく。


サトイモには体内の水分量を適切に保ち、過剰なナトリウムの排泄に効果があるカリウムが豊富に含まれており、むくみや高血圧を予防すると言われています。また、ミネラルの一種である銅も多めで、骨や皮膚、また血管壁を健康に保ち、美肌に欠かせないコラーゲンの生成効果があるそうです。

おせち料理や豚汁にも欠かせないサトイモを上手に調理しておいしくいただきましょう。

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