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2日間で100cm近い積雪のおそれ 明日は日本海側で大雪・吹雪に警戒

ウェザーニュース / 2022年12月13日 15時55分

ウェザーニュース

今夜以降は冬型の気圧配置が強まり、明日14日(水)は日本列島の上空に今冬一番の強い寒気が流れ込みます。日本海側の広い範囲で雪が降り、北日本では吹雪、山沿いでは大雪に警戒が必要です。

日本海から雪雲が次々に流れ込む

日本付近は等圧線が何本も並ぶ強い冬型の気圧配置で、日本海から次々と雪雲が流れ込みます。強い季節風によって雲の一部は山を越えて、太平洋側まで広がる見込みです。

明日朝の天気分布では、沿岸の一部で雨が予想されているほかは、ほとんどの所が雪になっています。夜にかけて寒気がさらに南下すると雪の範囲が拡大し、北陸以西では初雪ラッシュとなる見通しです。

局地的には48時間で100cm前後の大雪も

48時間積雪予想

冬型の気圧配置は15日(木)にかけて続いて、日本海側の広い範囲で断続的に雪が降るとみられます。異なる方向の風がぶつかり合うJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の周辺では雲が発達し、この雲がかかる北陸から東北の山沿いを中心に大雪となる見込みです。

今夜から明後日15日(木)夜までの48時間に積もる雪の量は、山沿いの多い所で50cmを超える予想。山形県や新潟県の山間部では、局地的には100cmに迫るようなの大雪となるおそれがあります。急激な積雪の増加で、立ち往生など交通障害の発生も考えられますので、冬用タイヤや滑り止め装置を確実に装備し、それでも無理な走行は避けるようにしてください。

また、北陸から山陰にかけての平野部では、初雪となった後、そのまま積もる所が多い予想です。今冬初めての本格的な積雪となりますので、除雪の準備などが必要です。

風も強く日本海側は吹雪に警戒

14日(水)の天気図と風の予想

強い冬型となって等圧線の間隔が混み合うため、北西~西の季節風が強まります。日本海側では広範囲で平均風速が15m/s以上となり、瞬間的には30m/sを超えるような暴風になる所がある見込みです。

雪に強い風が加わって吹雪となり、視界が非常に悪くなるおそれがありますので、移動時は警戒が必要です。

また、太平洋側でも北西の風や西の風が吹き抜けやすい地域を中心に強風や暴風が予想されます。鉄道をはじめとした交通機関への影響や飛来物、停電などに注意をしてください。

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