季節外れの黄砂飛来か 12月に観測すれば10年ぶり

ウェザーニュース

大陸のゴビ砂漠で巻き上げられた黄砂が東に広がり、今日13日(火)は朝鮮半島を中心に観測されています。これから明日14日(水)にかけて日本列島上空にも飛来する見込みです。

雪や雨に混じって落ちてくることも

ゴビ砂漠で巻き上げられた黄砂は、今日は朝鮮半島の上空に達し、一部では視程が10km未満になった所がありました。西寄りの風によって、今夜から明日にかけては日本列島の上空にも広がる見込みです。

九州や中国、四国などの上空はやや多いとみられ、一部が地上にも到達し、雪や雨に混じって落ちてくる可能性もあります。

日本列島に黄砂が飛来するのは春がほとんどで、秋から冬にかけて観測されることは多くはありません。12月に黄砂を観測すれば、2012年に那覇で観測して以来、10年ぶりです。

今の所、大きな健康被害を及ぼすようなことはないと考えられますが、念のため注意をしてください。