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強い冬型で日本海側は大雪や吹雪に警戒 山間部は100cm近く積雪増加も

ウェザーニュース / 2022年12月14日 5時25分

ウェザーニュース

今日14日(水)は冬型の気圧配置が強まっており、上空には今冬一番の強い寒気が流れ込みます。

日本海側の広い範囲で雪が降り、北日本や北陸の山沿いでは大雪に警戒が必要です。また、風も非常に強く、北日本の沿岸部など吹雪で視界が悪くなるおそれがあります。

短期間で積雪が大幅に増加

これから午後にかけて日本海側の広い範囲で断続的に雪が降るとみられます。異なる方向の風がぶつかり合うJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の周辺では雲が発達し、この雲がかかる北陸から東北の山沿いを中心に大雪となる見込みです。

明後日16日(金)朝までの48時間に積もる雪の量は、山沿いの多いところで50cmを超える予想。山形県や新潟県の山間部では、局地的に100cmに迫るようなの大雪となるおそれがあります。急激な積雪の増加で、立ち往生など交通障害の発生も考えられますので、冬用タイヤや滑り止め装置を確実に装備し、それでも無理な走行は避けるようにしてください。

また、北陸から山陰にかけての平野部では、初雪となった後、そのまま積もるところが多い予想です。今冬初めての本格的な積雪となりますので、除雪の準備などが必要です。

風も強く日本海側は吹雪に警戒

14日(水)の天気図と風の予想

強い冬型となって等圧線の間隔が混みあっているため、北西~西の季節風が強まっています。石川県輪島市では30.4m/s、金沢市でも27.4m/sを観測しました。このあとも日本海側では広範囲で平均風速が15m/s以上となり、瞬間的には30m/sを超える暴風が吹き荒れるところがある見込みです。

雪に強い風が加わって吹雪となり、視界が非常に悪くなるおそれがありますので、移動時は警戒が必要です。

また、太平洋側でも北西の風や西の風が吹き抜けやすい地域を中心に強風や暴風が予想されます。鉄道をはじめとした交通機関への影響や飛来物、停電などに注意をしてください。

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