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強い寒気で大雪のおそれ 松江では初雪観測 落雷や霰(あられ)にも注意

ウェザーニュース / 2022年12月14日 8時0分

ウェザーニュース

今日14日(水)は冬型の気圧配置が強まっており、上空には今シーズン一番の強い寒気が流れ込みはじめています。

雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が山陰まで南下し、7時30分前に松江で初雪が観測されました。平年より7日遅く、昨シーズンより13日遅い観測です。

明日にかけて日本海側の広い範囲で雪が降り、北日本や北陸の山沿いでは大雪となるおそれがあります。また、本格的な雪になる前から落雷や突風、霰(あられ)にも注意してください。

東北北部から北は雪 山陰にかけては雷雨や霰(あられ)も

青森県青森市より 14日(水)7時過ぎ撮影

強い寒気の影響で北海道や東北北部では雪が降っていて、青森市では7時までの1時間に6cm、秋田県鹿角市では7cmも積雪が増えるような強い降り方となっています。東北南部から山陰にかけては雨のところがほとんどで内陸部ではみぞれや雪になっているところがある状況です。

また、大気の状態が不安定になっているため、雷を伴って霰(あられ)の降っているところもあり、一部では道路にうっすらと積もるほどとなっています。

短期間の積雪増加に警戒

これから明日の午後にかけては日本海側の広い範囲で断続的に雪が降るとみられます。異なる方向の風がぶつかり合うJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の周辺では雲が発達し、この雲がかかる北陸から東北の山沿いを中心に大雪となる見込みです。

明後日16日(金)朝までの48時間に積もる雪の量は、山沿いの多いところで50cmを超える予想。山形県や新潟県の山間部では、局地的に100cmに迫るようなの大雪となるおそれがあります。急激な積雪の増加で、立ち往生など交通障害の発生も考えられますので、冬用タイヤや滑り止め装置を確実に装備し、それでも無理な走行は避けるようにしてください。

また、北陸から山陰にかけての平野部では、初雪となった後、そのまま積もるところが多い予想です。今冬初めての本格的な積雪となりますので、除雪の準備などが必要です。

風も強く吹雪にも警戒を

強い冬型となって等圧線の間隔が混みあっているため、北西~西の季節風が強まっています。すでに30m/sを超える最大瞬間風速を観測しているところもあり、このあとも日本海側では瞬間的には35m/s近い暴風が吹き荒れるところがあります。平均でも広範囲で風速が15m/s以上となる予想です。

雪に強い風が加わって吹雪となり、視界が非常に悪くなるおそれがありますので、移動時は警戒が必要です。

また、太平洋側でも北西の風や西の風が吹き抜けやすい地域を中心に強風や暴風が予想されます。鉄道をはじめとした交通機関への影響や飛来物、停電などに注意をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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