太平洋側中心に強い冷え込み 東京・名古屋・大阪など今季一番のところも

ウェザーニュース

日本付近は冬型の気圧配置で、上空には強い寒気が流れ込んでいます。この寒気の影響で今日15日(木)の朝は各地で厳しい冷え込みとなりました。

東京や名古屋、大阪などで今季最も寒い朝となり、7時までに冬日557地点、真冬日375地点を観測しています。

このあと昼間も各地で空気が冷たく、真冬の寒さが続くため、しっかりと寒さ対策をしてお出かけください。

広範囲で今季最低に

7時までの最低気温は東京で3.0℃、さいたまで-1.3℃、横浜で4.7℃、名古屋で2.0℃、静岡で1.2℃、金沢で2.0℃、京都で0.1℃、大阪で3.5℃、神戸で2.1℃、松山で2.0℃、熊本で-0.4℃、鹿児島で4.1℃などいずれも今季最低気温を観測。

ほかにも北は北海道・恵庭島松で-12.9℃、南は沖縄・南大東で18.4℃と広範囲で今季最低となっています。

大阪で初氷、名古屋で初氷＆初霜

この冷え込みで、大阪では初氷が平年より2日早く、昨季より12日早く観測されました。

また名古屋でも初氷と初霜を観測。名古屋の初氷は平年より9日遅く、昨季より17日遅い観測、初霜は平年より15日遅く、昨季より17日遅い観測です。

昼間も空気は冷たい

今日は高気圧が西から張り出してくるため、西日本は天気が回復。太平洋側は晴れるところが多く、関東は今日も冬晴れが続きます。

ただ、日差しのぬくもりはあまり感じられず、冬本番の寒さとなる予想です。お出かけの際は風を通しにくい上着やマフラー、手袋なども活用し、しっかりとした防寒を行なってください。