24時間で50cm以上の積雪増加 午後も引き続き大雪に警戒を
ウェザーニュース / 2022年12月15日 10時15分
日本付近は今日15日(木)も冬型の気圧配置が続き、日本海側で断続的に雪が降っています。今朝までに50cm以上、新たな雪の積もった所があり、午後も雪が続くため、引き続き警戒が必要です。
日本海一面にすじ状の雲
ひまわり9号による雲の画像を見ると、今朝も日本海一面に寒気に伴うすじ状の雲が広がっています。特に新潟県から山形県には、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲の帯が形成されていて、雪が強まっている状況です。
山形県大蔵村・肘折では9時の積雪が61cmと、昨日の同じ時間に比べて54cmも増加。新潟県魚沼市・守門では0cmだった昨日の朝から、一気に35cmの雪が積りました。
山沿いだけでなく、沿岸部でも局地的に積雪が急増しており、北海道函館市で29cmを観測しています。
さらに50cm以上の雪が積もる所も
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202212/202212150095_box_img2_A.jpg?1671065397)
15日(木)9時半頃 北海道函館市で撮影
冬型の気圧配置は午後も続くため、日本海側の各地では断続的に雪が降る見込みです。明日16日(金)の朝までの24時間で、北日本や北陸の内陸部、山沿いを中心に20cm以上の新たな雪が積もり、山間部の多い所では50cm以上に達する予想となっています。
急激に積雪が増加していますので、車で移動をする場合は万全の雪道の装備が欠かせません。立ち往生が発生すると大きな交通障害につながりますので、装備をしっかり行っていたとしても、無理な運転をしないように心がけてください。
今夜からは雨や湿った雪が強く降る
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202212/202212150095_box_img4_A.jpg?1671065397)
16日(金)早朝の雪・雨の予想
今夜から明日16日(金)の朝にかけては、日本海で発生した低気圧が通過する予想となっています。低気圧に向かって相対的に暖かな空気が流れ込むことで、沿岸部や平野部では雨に変わり、山沿いでは湿った雪が強まる見込みです。
積雪が急増している上に、重たい湿った雪が降ることで雪が不安定になって、雪崩の危険性が高まります。平野部では積もった雪に雨が降って路面状況が悪化しますので、注意が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構
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