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九州・阿蘇山 15日(木)早朝から火山性微動の振幅が拡大

ウェザーニュース / 2022年12月15日 16時40分

ウェザーニュース

今日15日(木)16時00分、福岡管区気象台は阿蘇山を対象にした火山の状況に関する解説情報を発表しました。

阿蘇山では今日の早朝5時頃から火山性微動の振幅がやや大きくなり、中岳西山腹観測点南北動の1分間平均振幅で、時々1.2マイクロメートル毎秒を超えています。

火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、12月に実施した現地調査で1日あたり900から1300tとやや多い状態です。

火山性微動とは?

火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。

地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。

阿蘇山では今年2月に火山性微動の振幅が大きくなったため臨時の情報を発表し、その後、噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げられました。ただ、噴火には至らず、3月14日に噴火警戒レベル2、4月15日には噴火警戒レベル1に引き下げられています。

5月にも火山性微動の振幅が一時的にやや大きくなりましたが、その際はすぐに活動が低下しました。

引き続き火口内では噴出する土砂や火山灰、火山ガスに注意をしてください。

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