強い寒気で西日本でも積雪 北陸や東北は大雪・吹雪に警戒を
ウェザーニュース / 2022年12月18日 6時45分
今日12月18日(日)は冬型の気圧配置が強まり、今季これまでで一番の強い寒気が西日本に南下しています。
西日本でも雪が降っていて、既に鳥取市など積雪となっている所があります。
また、北陸や東北では明日19日(月)にかけて大雪となるため、交通障害などに警戒してください。
九州や中国・四国も広い範囲で雪に
![](http://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202212/202212180045_box_img0_A.jpg?1671312890)
降水があれば平地で雪となる目安の“上空1500m付近で-6℃以下”の寒気が、西日本の大部分を覆っています。既に九州・中国・四国地方の各地で雨ではなく雪が降っていて、中国地方などでは積雪となっている所があります。鳥取市では今季初の積雪で、6時までに9cmの積雪深が観測されています。
昨日17日(土)から今日18日(日)朝までに、前橋(群馬)、甲府(山梨)、和歌山、熊本で初雪が観測されています。
車はスタッドレスタイヤやチェーン等を装着し、スリップ事故等に十分注意して運転してください。歩行の際も転倒に注意してください。
北陸や東北は週明けにかけ大雪に警戒
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202212/202212180045_box_img2_A.jpg?1671312890)
日本海ではJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる発達した雪雲の帯が形成され、雪雲が断続的に北陸から東北南部に流れ込んで強い雪を降らせる見込みです。
活発な雪雲のかかりやすい状況は19日(月)にかけて続き、山間部など多い所では局地的に24時間で100cm以上の雪が新たに積もるとみられます。
山沿いだけでなく、平野部でも短期間に積雪が急増するおそれがあり、立ち往生などの大規模な車両滞留とうが発生してもおかしくありません。移動の際は道路情報や規制等をあらかじめ確認し、無理をしないようにしてください。倒木による停電や、落雪・なだれ等にも注意が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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