今週中頃は全国的に荒天注意 気温高く、積雪地域は融雪災害も

ウェザーニュース

今週中頃、前線を伴った低気圧が発達しながら日本列島を通過します。

そのため全国的に荒れた天気となるおそれがあり、強雨や強風、融雪などに注意が必要です。

全国的に荒天のおそれ

今週中頃の21日(水)から22日(木)にかけて低気圧や前線の発達した雨雲が通過します。

西日本では21日(水)に一時的な強雨や雷、東日本や北日本は22日(木)を中心に雨が強まるおそれがあります。低気圧が発達するため、日本海側を中心に風も強まり荒れた天気になる見込みです。

関東など太平洋側も雨や風の強まることがあるため、最新の情報を確認するようにしてください。

気温が上がり北日本でも雨に

低気圧へ向かって南から暖かい空気が流れ込みます。上空約1500mで0℃以上の暖気が北日本まで北上し、一時的に北海道の平野部や東北でも雪ではなく雨になるところが多くなりそうです。

22日(木)の最高気温は東京で15℃、新潟で10℃、札幌で6℃と、この時期にしては高めの気温となる予想です。北日本や北陸など雪が多く積もっているエリアでは、融雪による路面状況の悪化や屋根からの落雪、なだれ等に注意が必要です。

また、この先しばらくは全国的に寒暖の変動が非常に大きくなるため、体調管理にもお気をつけさい。