日本海側は大雪・路面凍結に警戒 比較的雪の少ない新潟市中心部でも積雪45cmに
ウェザーニュース / 2022年12月19日 16時0分
今日19日(月)は上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、朝から日本海側の各地で雪が強まっています。
特に北陸や東北南部を中心に大雪となり、15時には比較的雪の少ない新潟市中心部で積雪が45cmに達しています。
新潟市内でも40cm超え
![](http://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202212/202212190205_box_img0_A.jpg?1671432261)
新潟県新潟市江南区 19日(月)15:05
今日は特に北陸や東北南部、とりわけ新潟県周辺で大雪になっています。
15時の積雪は長岡で99cm、柏崎で85cm。新潟でも45cmを観測しており、12月中に40cmを超えたのは2009年以来となります。新潟県の平野部は昨日の午前中は雪がほとんどありませんでしたが、丸一日で1m近く降った所がある状況です。
この大雪による影響で15時現在、北陸道や磐越道、関越道の一部など、雪のため通行止めとなっている高速道路があります。また、鉄道にも影響が出ており、山形新幹線や信越本線や羽越本線、上越線、越後線などで運転見合わせが発生しています。
路面凍結にも要注意
今夜も冬型の気圧配置が続くものの、上空の寒気は少しずつ後退する予想です。そのため沿岸部の雪はだんだんと弱まる見込みですが、内陸部や山沿いを中心に引き続き強い雪のおそれがあります。
風向きが変化するため、越後湯沢周辺や群馬県北部山沿いなど今日の日中はほとんど雪の降らなかったエリアでも雪の強まる可能性があります。北陸や東北日本海側では、明朝にかけても積雪急増に注意が必要です。
また、今夜は広範囲で路面凍結のおそれがあります。明日20日(火)の朝も道路状況や交通機関への影響を考慮し、時間に余裕を持ってお出かけください。
明日の昼間は上空の寒気が東海上に抜け、日本海側の雪は弱まる見込みです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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