気象庁3か月予報 1月は全国的に寒さ厳しく日本海側は大雪のおそれ
ウェザーニュース / 2022年12月20日 14時30分
【気象庁3か月予報】今日20日(火)、気象庁は1月から3月までの3か月予報を発表しました。ラニーニャ現象が続いている影響で1月は寒気が南下しやすく、厳冬となる見込みです。日本海側は大雪のおそれがあります。
1月は特に寒くなりやすい
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1~3月の平均気温
現在続いているラニーニャ現象は、年明け以降終息に向かうとみられています。ただ、冬の間は日本の天候に影響が残り、上空を吹く強い西寄りの風、偏西風は日本付近で南に蛇行する見込みです。この影響で日本付近には寒気が流れ込みやすく、特に1月は強い寒気が南下すると見られます。
3か月の平均気温は沖縄と奄美で平年並みか平年より低く、九州から北海道にかけては平年並みの予想です。月別に見ていくと、1月は全国的に平年並みか低く、厳しい寒さとなります。
2月から3月にかけては平年並みの所が多く、冬の終わりから春にかけては季節が順調に進む見通しです。
日本海側は雪が多く、太平洋側は乾燥
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1~3月の降水量
1~2月にかけては冬型の気圧配置となりやすく、日本海側の各地はいつもの年と同様に曇りや雪、雨の日が多くなります。寒気が強く気温が低い分だけ雪の量は増え、降雪量は平年並みか多い予想です。
すでに12月から局地的な大雪となっている所があり、年明け以降も雪の量が増えるとみられます。大雪による災害発生への警戒が必要です。
一方で太平洋側は乾燥した晴天の日が多く、関東甲信以西では平年よりも降水量が少ないとみられます。寒さと乾燥がいつもの年以上に顕著となることも考えられますので、火災の発生やインフルエンザをはじめとした様々な感染症の流行などに十分注意してください。
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