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穴の形と色に注目! 新鮮なレンコンの見分け方と最適な保存方法

ウェザーニュース / 2022年12月28日 5時0分

ウェザーニュース

お正月が近くなると需要が高まる野菜のひとつがレンコンです。レンコンの穴が「見通しが良い」につながるとか、種の数が多いことから「子孫繁栄」につながるなど、古くから縁起物とされ、おせち料理には欠かせない食材です。

レンコンの美味しさは鮮度が大きく影響するそうです。そこで、鮮度の良いレンコンの見分け方と保存法を、千葉県船橋市の青果店、大吉青果の大久保沙英子さんに伺いました。

節から節で切ってあるものを選ぶ

レンコンには節があります。店頭に並ぶ際には、大体のグラム数で袋に詰められていることがほとんどです。

「その中から選ぶ際には、節の途中でカットされているものより、両端が節であるもの、つまり節から節で切られているものをおすすめします。節で切られているものは切り口から傷みにくく、乾燥するのを防ぐことができます。

全体の形はふっくらと太くて重みがあるものが良品です。また表面に傷や色むらがないものを選ぶようにしましょう」(大久保さん)

両端が節でない、途中でカットされているものの場合はどうでしょうか。

レンコンの穴や切り口で見分ける

節の途中でカットされているものは、レンコンの断面に注目すると良いそうです。

「断面を見て、穴の形が崩れていないもの、穴のサイズがそろっているもの、穴の周りや中が黒くなっていないものが新鮮で美味しいものとされています。

さらに、レンコンは空気に触れて時間が経つと成分であるタンニンの影響で変色します。切り口が白いものはカットされたばかりなので、こういうものを選ぶと間違いがありません」(大久保さん)

節付き、カットもので保存法を変える

レンコンは乾燥に弱く、今の時季は保存に注意が必要だそうです。

「両端に節がついているものは、キッチンペーパーをぬらしてから全体を包み、ポリ袋に入れます。途中でカットされているものは切り口にラップをぴったりと貼り付けるように包み、その上で節付きのものと同様にしてポリ袋に入れます。両方とも冷蔵庫の野菜室で保存しましょう」(大久保さん)

レンコンには風邪の予防や皮膚の新陳代謝を促進するビタミンC、高血圧予防に効果があるとされるカリウム、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があるといわれるタンニンが含まれています。

お正月には欠かせないレンコンを上手に選んで美味しくいただきましょう。

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