気象庁1か月予報 年末年始は厳しい寒さ 帰省などは大雪に警戒
ウェザーニュース / 2022年12月22日 16時25分
今日22日(木)、気象庁は12月24日から来年1月23日までの1か月予報を発表しました。
年末から年始にかけては日本付近に寒気の南下しやすい状況が続き、全国的に寒さが続く見込みです。日本海側を中心に大雪のおそれがありますので、帰省などで長距離移動を予定している方は、こまめに最新情報の確認をしてください。
西日本、東日本は年末年始を中心に厳しい寒さ
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202212/202212220135_box_img1_A.png?1671690077)
この先1か月の気温
アリューシャン低気圧が平年よりも強く、中国大陸の高気圧の張り出しも強いため、日本付近では冬型の気圧配置が強まりやすくなります。西日本や東日本は年末年始も寒気が断続的に流れ込み、年明けは北日本にも強い寒気が南下する見込みです。
1か月の平均気温は沖縄から西日本、東海、北陸で平年より低く、関東甲信は平年並みか平年より低い予想となっています。平年並みを予想する北日本も2週目(12月31日~1月6日)は低くなるとみられ、年明けは全国的に厳しい寒さになる見通しです。
気象台は気温が平年よりかなり低くなる可能性が高いとして、関東甲信から九州にかけての広い範囲に低温に関する早期天候情報を発表しています。
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年末年始は雪が多い 帰省などの移動は要注意
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202212/202212220135_box_img3_A.png?1671690077)
この先1か月の降水量
冬型の気圧配置になりやすく、寒気が強いため、日本海側は例年以上に雪の日が多くなるとみられます。1か月の降水量は北陸で多く、北日本の日本海側で平年並みか多い予想です。
北陸は1月1日頃からの5日間の降雪量が平年の2倍以上に達する可能性があるとして、気象台が低温と大雪に関する早期天候情報を発表しました。
年末年始を含め雪の量が普段の年よりも多くなるおそれがありますので、交通機関への影響が懸念されます。帰省などで移動を予定している方は、日程に余裕を持っておくと良いかもしれません。
関東から西の太平洋側は平年並みで、冬らしい乾燥した晴天が多くなる見込みです。
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