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北海道の道東は15時頃まで高潮に警戒 明日も高潮発生のおそれ

ウェザーニュース / 2022年12月23日 14時0分

ウェザーニュース

今日23日(金)、北海道の道東太平洋側は発達した低気圧の接近に伴い、高潮が発生しています。15時頃まで潮位の高い状況が続くとみられ、高潮警報が発表中です。

午前中から潮位の高い状態が続く

根室市・花咲の検潮所の観測では、今日の朝から潮位が高くなっています。昼前になって潮位偏差は縮小しているものの、満潮時刻に近いこともあり、高潮警報基準と同程度の高さが継続している状況です。

13時30分時点で、根室地方と釧路地方には高潮警報が出ています。満潮時刻を過ぎて潮位が下がり始める15時頃までは高潮による浸水などに警戒をしてください。

低気圧の動きが遅いため、明日24日(土)午後の満潮時間帯にも再び潮位が上昇するおそれがあるため、今日だけではなく明日も警戒が必要です。

高潮の仕組み

高潮のイメージ図

台風や発達した低気圧が接近して気圧が低くなると海面が上昇する「吸い上げ」という現象が起こります。そして、強風で海岸に海水が押し寄せる「吹き寄せ」という現象も起こります。さらに満潮時刻と重なると、さらに潮位が高くなります。

「吸い上げ」「吹き寄せ」「満潮」の3つが揃うと、沿岸の海面が上昇し、堤防や防潮堤を越えて海水が流れ込んでくるのです。

海岸付近の低地はもちろん、海水の逃げ場がなく水位が上がりやすい湾奥部や河口部などは、より一層潮位が上がりやすいので、高潮による浸水被害の特に危険なエリアとされています。

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