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寒風吹く今の時期にオススメ! 割り干し大根の作り方

ウェザーニュース / 2022年12月27日 5時0分

ウェザーニュース

これから厳冬期に向かうと繊維がきめ細かく、ぐっと甘みの増した大根が出回ります。煮物や鍋物などで美味しい大根ですが、寒風が吹きすさぶ今の時季は割り干し大根を作るとよいそうです。

作り方や料理法などを、発酵食コーディネーターで料理研究家の加藤なぎささんに伺いました。

ハンガーを上手に利用

大根は12〜2月頃が旬の時期です。旬に入ると、美味しいものが安く買える傾向にあります。

「1本丸ごとでは食べきれないと思っても、干すと驚くほどカサが減り、保存も効くのでオススメです。

干すのには特別な道具はいらず、針金やプラスチックのハンガーがあればOKです。生の大根より甘みが凝縮されてさらに美味しくなります」(加藤さん)

割り干し大根の作り方

(1)大根1本を縦2つ割にする。
(2)1を葉の根元を残して縦に4~5等分に切る。
(3)ハンガーにひっかけて陽があたる風通しの良い場所で7~10日間干す。
(4)干し上がったら葉の根元を切り落としてできあがり。

「割り干し大根は、長期保存もできるので、価格が安い時に作っておけば、いろいろな漬物や煮物に使えます」(加藤さん)

今回はオススメの一つで箸休めにぴったりのつぼ漬けの作り方を教えてもらいます。

割り干し大根のつぼ漬けの作り方

割り干し大根のつぼ漬け

「干した大根のパリパリ食感、醤油の甘辛風味と昆布のうま味の効いたつぼ漬けは、簡単なのに驚くほど美味しい手作りの味になります。

調味液を作ったら、あとは漬け込むだけですが、漬け込んでいる途中で調味液が減りすぎてしまった場合は湯を少々足してください」(加藤さん)

【材料】
・割り干し大根:1本分
・醤油:大さじ1と1/2
・日本酒:大さじ1と1/2
・酢:大さじ1と1/2
・砂糖:大さじ2(お好みで調整可)
・出汁昆布:3cm程度
・鷹の爪:1本

【作り方】
(1)割り干し大根を水で洗う。乾きすぎて固い場合は、湯に30分程度浸けて水を絞ってから、長さ3cm程度に切る。
(2)出汁昆布を細く切る。鷹の爪は輪切りにする。
(3)日本酒を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら砂糖を入れて溶かす。溶けたら酢、醤油を入れて火を止める。
(4)保存容器に1~3を入れてよく混ぜる。
(5)1日1~2回程度、調味液が大根に回るように上下を返して混ぜる。3日程度漬ければできあがり。

寒風が吹くこの時季は、まさに割り干し大根の作り時。長期保存が効く割り干し大根は食物繊維も豊富で、干し上がるとカサが減って場所も取りません。何本かまとめて作っていろいろな調理法で美味しくいただきましょう。

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