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夕方~夜は短時間の強雪に警戒 寒気を伴った気圧の谷が通過

ウェザーニュース / 2022年12月25日 10時50分

ウェザーニュース

日本列島は今日25日(日)も冬型の気圧配置が続いています。本州の山沿いを中心に積雪が増加している状況です。夕方から夜にかけては寒気を伴った気圧の谷が通過する影響で、平野部も含め局地的に雪の強まるおそれがあります。

本州の山沿いで断続的に雪

昨日から山沿いを中心に雪の降りやすいパターンとなっており、本州の山沿いで積雪が増えています。今日10時までの12時間に新たに降った雪の量は、群馬県みなかみ町・藤原で20cm、福島県只見町で17cm、秋田県湯沢市・湯の岱で12cmを観測しました。

また、北海道はシアーライン(風の流れが変化する境界線)の周辺で局地的に雪雲が発達し、太平洋側の苫小牧市では積雪が23cmまで増加しています。

雪は比較的落ち着いており、10時の時点で雪に関する警報が発表されている地域はありません。

夕方から夜は短時間の積雪急増に警戒

25日(日)夕方の雪・雨の予想

夕方から夜にかけて上空5200m付近で-33℃以下の寒気を伴った気圧の谷が、本州付近を通過するため再び雪雲が発達する見込みです。山陰から北陸、東北にかけての内陸部や山沿いでは湿った雪が強まって、短時間に積雪が急増するおそれがあります。

23日(金)に日本海を通過した寒気に比べると弱いため、沿岸部では雪ではなく雨が主体の予想です。

一旦、雪が落ち着いた所で再び雪が強まる可能性がありますので、特に夜間に車で移動をする場合は、路面状況の急激な悪化や視界不良などに警戒をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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