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年末は北日本に強い寒気 年始のUターンは大荒れか

ウェザーニュース / 2022年12月25日 18時0分

ウェザーニュース

年末年始は冬型の気圧配置となりやすく、帰省ラッシュピークの29日(木)頃、北日本に強い寒気が流れ込む予想です。年明けはUターンラッシュのタイミングで、交通機関に影響が出るような荒れた天気となる可能性があります。

29日(木)頃は北日本で雪が強まる

日本付近はこれから年末年始にかけて、強弱を繰り返しながら冬型の気圧配置が続きます。28日(水)から29日(木)にかけては、北海道の上空5000m付近に-42℃以下の非常に強い寒気が進んでくる見込みです。

大雪の目安となる-36℃以下の寒気が北海道の広い範囲や東北北部を覆うため、雪雲が発達しやすくなります。北日本の日本海側では雪が強まり、積雪が急増する所がある見通しです。

帰省ラッシュのピークに重なりますので、特に北日本方面に移動を予定されている方は、最新の雪情報や運行情報などをご確認ください。

年明けは3日~4日に強い寒気南下か

1月3日(火)の寒気の予想

大晦日から元日は弱い冬型の気圧配置で、比較的穏やかな年越しになるとみられます。

年が明けて3日(火)頃から強い寒気が南下し、上空5000m付近で-42℃の領域が大きく広がって北海道を覆う予想。大雪の目安となる-36℃以下の寒気は東北付近まで拡大して、4日(火)にかけて寒気のピークが続く見込みです。

1週間以上、先の予想で不確実性はあるものの、Uターンラッシュのタイミングで雪や風が強まる可能性が出てきています。

年越しは穏やかも、年始早々に大阪や名古屋も雪の可能性

10日間予報

ウェザーニュース発表の10日間予報では、札幌市は雪の日が続き、29日(木)は雪の強まる可能性があります。年明け1月3日(火)~4日(火)は最高気温が-4℃の厳しい寒さ、寒気の強さを示しています。

関東以西は年内から元日にかけては晴れる日が続いて、大きく天気が崩れることはない見込みです。3日(火)は福岡市で雪の予報、大阪市や名古屋市も曇りで一時的に雪が降るかもしれません。日本海側は雪の強まる所もあります。

このタイミングで帰省や旅行先からの移動を予定されている場合は、今後の予報をこまめにチェックし、いざという時に予定が変更出来るよう、準備しておくと良さそうです。

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