熊本 阿蘇山の火山性微動の振幅が大きく 気象台が臨時の解説情報
ウェザーニュース / 2022年12月28日 8時40分
熊本県の火山 阿蘇山では、今日12月28日(水)7時頃から火山性微動の振幅が大きくなっています。
福岡管区気象台は臨時の“火山の状況に関する解説情報”を8時30分に発表し、噴火警戒レベルをレベル1(活火山であることに留意)からレベル2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があるとして、注意を呼びかけています。
阿蘇山ではたびたび火山性微動の振幅が大きく
気象台によると、火山性微動の振幅は今日7時頃から、中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅で1.5マイクロメートル毎秒を超え、やや大きい状態で推移しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、26日実施した現地調査では1日あたり1400トンとやや多い状態となっています。
火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
阿蘇山では今年2月に火山性微動の振幅が大きくなったため、噴火警戒レベルがレベル3(入山規制)に引き上げられました。その際は噴火には至らず、3月14日に噴火警戒レベル2、4月15日には噴火警戒レベル1に引き下げられています。
5月にも火山性微動の振幅が一時的にやや大きくなりましたが、その際はすぐに活動が低下しました。
火山性微動とは
火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあり、火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。
写真:気象庁 火山監視カメラ画像
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