北海道は吹雪で視界不良 東北では6時間で20cm以上の積雪増

ウェザーニュース

今日29日(木)午後も北海道は局地的に吹雪となり、視界不良となっている所があります。東北の内陸部では雪が強く、6時間で20cm以上の新たな雪が積もりました。

瞬間的に25m/s超の突風も

上空に強い寒気を伴った低気圧が北海道の道北付近を通過しています。北海道では局地的に吹雪になっていて、13時前の旭川市では大粒の雪が勢い良く降り、遠くは良く見渡せないほどです。稚内空港では12時59分に26.7m/sの最大瞬間風速を観測しました。

東北は内陸部を中心に強い雪が続いており、特に山形県内で積雪の増加が目立ちます。13時までの6時間で山形県大蔵村・肘折で25cm、尾花沢市では24cmの新たな雪が積もりました。

北海道、東北は、今夜まで雪や風の強まりやすい状況が続く見込みです。特に北海道ではさらに風が強まって、暴風雪に見舞われるおそれがあります。帰省や旅行などで雪に慣れていない方は無理な外出や移動を避け、安全な所で過ごすようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）