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静岡県でだるま夕日がみられる 太陽がくびれる蜃気楼の一種

ウェザーニュース / 2022年12月29日 17時35分

ウェザーニュース

今日29日(木)は関東以西の太平洋側で晴れた所が多く、各地で沈みゆくきれいな夕日がみられています。

静岡県袋井市では、海に沈む太陽が水平線間際でくびれて見える「だるま夕日」が撮影されました。

気温差で生じる蜃気楼の一種

だるま夕日は、太陽の光が屈折することで起こる蜃気楼の一種です。通常、光はまっすぐ進みますが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。空気の密度は、主に気温によって決まるため、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差が生まれるとそこで光が屈折します。これにより、丸い太陽が歪んでだるまのような形に見えるのです。

袋井市に近い磐田市のアメダスでは17時の気温が8.2℃となっています。極端に冷え込んだわけではありませんが、18℃前後ある沖合の海面水温との気温差によって、だるま夕日になったとみられます。

今夜はさらに冷え込む予想

これから今夜にかけても関東以西の太平洋側は晴れる所が多く、放射冷却現象によって冷え込む見込みです。静岡市や袋井市などは3℃まで下がる予想となっています。

昼間との気温変化が大きくなっていますので、体調を崩さないようご注意ください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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